豊平館でテルミンの使用を断られた話
ミドーリンです。
イベントが詰め詰めで全速力で息切れしながら活動していた最近のバブーシュカですが、珍しくここ2ヶ月ほど大きなイベントの予定もなく、のんびり過ごしております。
とはいえ、ボーッとしていたら腕もなまっちゃうので、12月にメンバー内のクリスマス会兼ぷち発表会を開催することにしました。
去年は第4回のサークル練習日をクリスマス会にしたけど、どうせなら今年はちょっと素敵なロケーションのお部屋を借りて、余裕があればアー写とかも撮りたいよね、みたいな。
そこで白羽の矢を立てたのが国指定重要文化財 札幌豊平館のレンタルルーム。


あら素敵。しかも1時間700円ちょいでお借りできて、音出しできて持ち込みOK。最高じゃないですか?
さっそくスケジュール確認して、メンバーにも打診して予定を空けてもらい、電話で仮予約。
「テルミンサークルでお借りしたいのですが」
「どういった用途ですか?」
「テルミンという楽器の、グループ内発表会です」
「アンプはご使用になりますか?」
「はい。電子楽器なので…あ、でも音量は小さく調整できるので、ちゃんと常識の範囲内で使います」
「実はお隣の部屋で楽器練習の予約がありまして、防音は無いので音が聞こえると思うのですが」
「そこはお隣さんと気を使い合って使えると思うので」
「では○日までに受付に書類を提出にいらしてください」
というやり取りを経て、休日に豊平館のある中島公園へ向かいました。
豊平館の受付で書類を記入し、内容を確認し、お金を払い、あとは書類の控えをもらうだけ…という時に、申込書の内容を確認していたスタッフさんから
「あの、うちはアンプの使用は禁止なんです」
と、衝撃の一言が。
「え!そうなんですか?でも電話の時は音量下げるって話してたんですけど」
「アンプは過去にトラブルが多かったのでお断りしています。
アンプをご使用にならないのであればお使いいただけますよ。」
「テルミンはアンプがないと鳴らないので困ります…」
「テルミン以外のギターとかアコーディオンなら大丈夫です(伴奏楽器として記載していた)」
「えっと…うち、テルミンサークルなんですけど」
「……(重い沈黙)」
過去にトラブルって、一体誰が何したんだよ💢
爆音ギターバトルでもやらかしたんか?
そこで私、ポータブルテルミンのOpen ThereminV4を持参していることを思い出す。オープンテルミンで私が使用しているダイソーの300円スピーカーならどうだ。これはアンプみたいな爆音は鳴りようがないぞ。なんせ手のひらサイズだ。

「これならどうですか!(300円スピーカーを見せる)」
「ボリュームが調整できるものは全部ダメです」
「えっ!小型スピーカーでもですか。大きな音は出ませんよ」
「トラブルの元になりますので」
ああ、これはダメだ。お役所モードのやつだ。
私は説得を諦め、そして豊平館の利用を諦めました。
「じゃあ…キャンセルします。」
「申し訳ありません。それでは返金いたしますね」
受付を担当してくれたスタッフさんは感じのいい人だったけど、でも、どうせ断るなら電話で問い合わせた時に断ってくれれば良かったのに。
休みの日に電車乗って中島公園まで出てくるのだって、半日潰れるんだからな。
いくら身内の集まりとは言え、オトナ数人のスケジュールを調整するの大変なんだぞ。
電話予約してからこの日までの間に数日間、無駄な時間が潰れたんだぞ。即断ってくれたら、すぐ他の施設探せたのに。
だいたい、何で過去にトラブル起こした人のツケを無関係の我々が払う事になるのか、全然納得いかない。
なんだかとても悔しくて、悲しくて、居た堪れない気持ちのまま、落ち葉の中島公園で恨みがましくオープンテルミン弾いてきました。
怨念の籠もった演奏をご覧ください。
紅葉の中島公園は人がたくさんいて、なかなか気兼ねなく演奏できるスポットが見つからなかったのですが、通りに面したベンチが空いていたので、そこで。一応公園とかで弾く時も、なるべく人様の邪魔にならないように気をつかってるつもりなんですよ我ら。
犬のお散歩をしている方が多くて、何人かの方に
「綺麗な音色だね」「面白いね」
って声をかけていただきました。
なんだか豊平館の一連のトラブルで、テルミンという楽器を否定されてしまったような気持ちになっていたので、そういう風に言ってくださる方がいて大変癒やされました。ありがとうございます。
これからもテルミンという楽器がもっと広く理解してもらえるように、がんばって活動していこうと思ったミドーリンでした。
なお、この件をSNSで読んだお友達から色々と会場候補を教えていただいて、無事にメンバー内ぷち発表会の会場は決まりました!
候補に上がったけど今回使用を見送ることになった店舗や施設さまも素敵な場所ばかりなので、これを機になにかのイベントでご縁が繋がればと思っています。
捨てる神あれば拾う神あり。持つべきものは仲間です。
気にかけてくださった皆さま、ありがとうございます。
余談ですが、この件を知った音楽仲間から、豊平館わりと普通にアンプ使ってライブやってるよ、というお話も伺いました。
ライブはOKなのか、貸室の場所の問題なのか、時間帯の問題なのか、PAとかいればいいのか、その辺の基準が曖昧でよくわかりません。
また、特例のように使用が許可される条件があるなら、それも案内してもらえたら検討の余地があったのに…と思うと尚更くやしい気持ちです。
「音量の調整ができるモノは全部NG」らしいので電子ピアノもダメだろうし、スピーカー内蔵のマトリョミンやテルミンminiもダメだろう。なんせ300円スピーカーがダメなんだから。オタマトーンもダメだね。エレフエもダメだろう。今後これらの楽器を豊平館で使いたい人は要注意ですね。
ふだん練習でお借りしている区民センター等では「アンプはトラブルの元だから」なんて理由で断られた事は無いし、なぜ豊平館ではトラブルが起こるのか、本当に不思議です。
イベントで使用できる施設によってはdB数の指定があるところもあります。
管理している事務所さんは、今後こういう問題が出ないように明確な基準を設けた方がいいと思います。

追記! 今ふと思い立って「豊平館 アンプ」で検索したら、豊平館自体でアンプの貸出やってる!そして「広間のみ使用可能」って書いてる!!!!!!!!

※楽器用のアンプではないとの事ですが「ボリューム調整できる機材」は使えるという事ですね。
言ってよ!!!!!
そういう事は!!!!!!!































